風水 2025年現代風水研究会監修

2025年（令和7年）の十干十二支（じっかんじゅうにし）は「乙巳（きのとみ）」。
巳(み・へび)年。
「巳(み・へび)」は十二支の中で六番目の干支。
その読みから「お金が身（巳）に付く」金運の象徴であると言われています。
また蛇が脱皮を繰り返して成長していく事から、「無限の可能性を秘めている」「再生する力を持っている」ともされ、開業や新規事業・新生活などのスタート、また事業再生や組織改編・方針転換などのリスタートにも縁起の良い一年とされています。
風水ではその一年の干支物を飾るとその年の吉運気をとりこめるとされています。
過去の「乙巳（きのとみ）」の年は、
・645年　中大兄皇子と中臣鎌足が組んだ「大化の改新」
・1905年　小村寿太郎とウィッテが結んだ「ポーツマス条約締結」
・1965年　佐藤栄作内閣と朴正煕大統領が結んだ「日韓基本条約調印」
などなど、歴史を変えるような変化のある一年でした。

そんな「乙巳（きのとみ）」の年（2025年）の変化に対応し、明るく楽しく過ごす為に開運縁起物「巳・蛇」を、気の入り口である玄関に置き、一年の福を呼び込みましょう！

樹脂製干支の置物(巳)(へび)

タイガーアイストラップ巳へび

干支別風水ストラップ(巳蛇)

新年2025年は家の中心である中宮に『二黒土星（じこくどせい）』が座する一年。
二黒土星を表す代表的な象意は「大地」「生産」「慈愛」「母」「年配の女性」「農家」「堅実」「受け身」「地味」など。
二黒土星の“土”の気は、万物を優しくゆっくりと育成し、作物を育てる「大地」の気です。
晴天の日もあれば荒天の日もある中、全ての天候や季節を受け入れ、粘り強く育てる大地は、愛情と慈しみの心をもって子供を産み育てる母親の姿と重なります。
また大地は自分からは動かないため、従順であると同時に受け身ともとれます。
二黒土星の事をもっと知るために、九星を“方位”“季節”“時刻”“色”の概念に分類した「後天定位盤」を見てみましょう↓

“方位”―西南
“季節”―晩夏
“時刻”―13時～17時
“色”　―黄・金

九星の内で『二黒土星』『五黄土星』『八白土星』の３つの星が、五行（木・火・土・金・水）の“土”の精気を持っていますが、各々の星が受け持つ土の気には違いがあります。
「荒地・泥土（の再生）」を表す五黄土星、「高い山（の開発）」を表す八白土星に対し、二黒土星は「平地（で育む）」の星です。
日当たりの良い南寄りの土地で日照時間の長い季節の昼間に座す二黒土星は、じっくりと動じずゆっくりと成長させ育む「母なる大地」を表します。
「大地」「母」の象意を持つ二黒土星の年（2025年）は、土地に関する職業（不動産業・土木建築業・農業・林業など）の方にチャンスの一年となる他、 女性に関する職業（産婦人科医・女性議員・女性タレント・女性スポーツ選手など）、女性にスポットが当たるでしょう。

風水では「形」を重視します。
ここで、二黒土星の『二』『黒』という文字の成り立ちを調べてみました。

『二』は、見たまんま、「二本の横線」から数の「ふたつ」を意味するので

「二」という漢字が成り立ちました。

二本の横線は、少しでも上下の線の角度が変わってしまうと

交差してしまったり、離れていってしまいます。

『黒』は、象形文字で、上部は「煙出しに煤(すす)が詰まった」象形、下部は「燃えあがる炎」の象形です。
すすの色が黒い事から、“くろい”を意味する「黒」という漢字が成り立ちました。

各々の文字の成り立ちからも、『二者間（上司と部下、取引先と社内、親と子、夫婦間など）において、“詰まり”（＝滞っていることや先延ばしにしてきた問題）や“不透明なこと（＝未解決の問題、グレーゾーン、ブラックな事柄など）”をクリアにすれば、良好な関係が長く続く』と看てとれます。

世に言われる社会問題の『2025年問題（主に「事業承継問題」と「人材不足」の二つ）』の解決点もそこにヒントがありそうです。

次に、新年2025年という年が持つ全般的な運気を予測する為に奇門遁甲（きもんとんこう）の挨星（あいせい）年盤を作成してみました。
まず、中宮の地盤に二黒土星の「２」と干支の巳（み）の定位数である「１」を入れて飛星させますと、

図の中央（１と２が入っている）の宮が2025年を表します。
出た挨星卦は「水地比（すいちひ）」。
基本的に吉卦です。水が地上にあって、水と地が良く親しんでいます。
直訳すれば「人が2人並んだ形。和合、共同事業は吉。援助する、援助される時」。
卦辞は「比は吉。原筮（げんぜい）するに元永（げんえい）貞（てい）にして、咎（とが）なし。寧（やす）からざるものまさに来る。後夫（こうふ）は凶。」
つまり「比は吉。しかし必ず再度筮(ぜい)して（占って）、自分に善い永久的な貞しい（正しい）徳があることを確かめ、人々から親しまれることを知れば咎めはない。人が集まるのは良いが、勢いを見て下心を持って後からくる小人には注意が必要。」の意。
本卦（一年の全般的な運気を表す）は基本的に良い卦の「水地比」と出ましたが、それではどう行動すべきか？を看る為に、2025年は九星が二なので二爻を変じて之卦を出してみると、

出た之卦は「坎為水（かんいすい）」。
四大難卦の一つ。凶卦です。
直訳すれば「非常な苦しみ。穴の中に落ち込み危険である。容易に脱出することはできないが、あきらめずに信念を貫けば少しは道が開ける。」
卦辞は「習坎（しゅうかん）は、孚（まこと）あり。維（こ）れ心亨（とお）る。行けば尚（たっと）ぶことあり。」
つまり「苦労は多いが努力次第で報われる。利は無いが精神的な幸福感あり。水難・病難・女難に注意。願望は目上の助けで叶う。金縁は少しなら叶う。婚姻は隠れた女性関係に注意。共同事業は吉。」の意。
本卦の「水地比」と之卦の「坎為水」に共通しているのは、共同事業は良い。組む相手の見極め、パートナー選びが重要、ということ。
何かを始めたり、チャレンジする際には常に良き仲間と組んで行動すると良いでしょう。
さらに周囲の卦を看ますと、

【吉卦(きっか)】
・[西南]沢山咸（たくざんかん）―感応する。若い男女。願望は世話人を入れてととのう。事業は上下和合で発展。開業・採用・就職・婚姻は吉。
・[西北]地雷復（ちらいふく）―一陽来復。夜が明けて朝日が差し込む。復活の時。願うこと通る。出入りや進退に障害無し。集まる仲間に咎め無し。事業再生や事業承継、貸金業・リサイクル・再婚は吉。開業・初婚は凶。

【並卦(へいか)】
・［東］山火賁（さんかひ）―「賁」とは飾りのこと。人物は体裁や見た目を飾っている。何かと障害が多い。学問・研究は吉。婚姻は凶。
・［東南］火水未済（かすいびせい）―未だととのわず。運気は初め悪く後に好転。願望は努力し続ければ後に叶う。建築・旅行・移転は吉。
・［西］雷風恒（らいふうこう）―恒を守り、新規を避ける。願望は努力を続ければ叶う。新規事業・開業・転業は不可。婚姻は吉。

【凶卦(きょうか)】
・［北］天沢履（てんたくり）―虎の尾を踏むような危険あり。慎重に進め。女性裸身の姿。何事も悩み多し。ワンマン経営に注意。婚姻・新規事業・転業不可。
・［東北］無卦（むか）で大凶。
・［南］無卦（むか）で大凶。

と吉凶入り乱れていますが、いずれの方位においても「自分以外の誰か」が吉凶に関わってくるようです。
ここまで九星・形・奇門遁甲他で看た結果をまとめると、
2025年は「一人よりも二人。組む相手の見極めが重要で、吉凶共にキーパーソン（もしくは主役）は女性。問題は先延ばしにせずクリアにする。すぐに結果が出なくとも 母の愛のような慈愛を持って信念を貫き、継続すると良い結果が出せる。」となります。
共同事業に取り組む方、じっくり勝負型の方、女性の方にはチャンスの一年となりそうです！

風鈴の起源は中国で、もともとは涼しさを演出するものではなく、
風の向きや音の鳴り方で吉凶を占う道具でした。
日本には仏教の伝来とともに伝わり、厄除けとして使われていました。

風水風鈴は、鳴るごとに福徳が舞い込むと言われております。
また五黄土殺対策のアイテムとしてもお使いいただけます。

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グリーンは植物が育つように順調な成長を願う色。
気持ちをリラックスさせ、調和やバランスを保ち、人間関係をうまく運ばせるのにも吉。

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ブルーは澄んだ空や海のような自由をもたらす色。
冷静さを保つにも吉。家族やパートナー、仲間からの信頼や平和をもたらしてくれると言われています。

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情熱や勝負運祈願の色。プロポーズや商談、契約など営業職の方にお勧め。
激しい炎のエネルギーは常に燃やすと燃え尽きる可能性もあるので、ここぞという場面で身に着けると吉。

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ゴールドは災厄を振り払ってくれ、チャンスと金運の色。
また、あらゆる運気（金運・財運・仕事運・恋愛運）をあげてくれるとも言われています。
才能発揮の色。

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・「乙（きのと）＝木の弟（おとうと）、五行：木、陰陽：陰
・「巳（み）＝五行：火、陰陽：陰」

風水では人や物、事象を「五行（木・火・土・金・水）」に分類して、各々の関係性で吉凶を判断します。

2025年は・緑色（グリーン）・青色（ブルー）
・赤色（レッド）の風水アイテムやパワーストーンがラッキーアイテム！！

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四柱推命では巳年生れ、酉年生れ、丑年生れの組み合わせが協力者として有力な組み合わせとされています。

十二支の内、性質の違う「巳・酉・丑」の３つが揃った状態を三合金局といって、特に金運・財運が期待できる組み合わせとなります。

巳の方位は“広がり”を表し、仕事や商売、人間関係を広げる方位。
酉の方位は“正財”を表し、現金収入などコツコツとした財運の方位。
丑の方位は“蓄財”を表す方位。
「巳で広げた人間関係や仕事を酉がコツコツと稼ぎ、丑が蓄える」という流れが出来ます。

2025年に金運財運を願いたい方は、巳年生れ、酉年生れ、丑年生れの方を良き協力者として意識したり、「巳・酉・丑」の三合金局を肌身離さず持つと吉☆